暦法研究家
象英塾塾長
NPO法人論語普及会
安陽周易研究会顧問

自然と ともに 生きる

井上象英 代表執筆作

著書一覧

今日から五月。「サ」は稲作の神、「早苗月」とも言います。つまり田植えが盛んな月ということです。

しかし旧暦の五月は梅雨の最中で、五月晴れ、五月空などと言いうのは
梅雨の晴れ間や、梅雨明けの晴れた日をさしたもので、今使われている意味とは違うものです。

\\続きは「365日こよみのお話」の音声をお聴きください//

 

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今月の動き(令和6年5月)

昭和の日、憲法記念日、みどりの日、子供の日、そして振替休日と日本の年中行事は、映画のタイトルの如くゴールデンが定番ですが、端午の節句に上げる鯉のぼりは、中国の黄河の上流にある竜門にまで昇った鯉が龍になった伝説のお話。「立身出世」の象徴なのです。お忘れなく。

今月は5日の立夏の節より月命己巳・二黒土星の星盤になります。己は土の弟で本義は中宮にあって他人に対する自己統制を指し「記・紀」に通じ、分散を防ぐ意があります。また、巳は東南にあって火に属し蛇の貌ですが、春を越え陽気が盛んになって地上に出てくる様子の象形で象形は「胎児」です。

また、九星は二黒土星。卦象は「大地」を表し卦徳は「育む」です。どの星も土に関する意義と作用があるので大きなニュースや動きは見えません。つまり、様々な活動が一旦止まって熟成される周期なのです。もしかして、新たな一歩を踏み出すための取り組みや根回しが行われているのかも知れません。

反面、陽気の発動は景気の後押しを実感させてくれそうです。ただ、政府を指す星や貿易を象徴する星の位置からして、近隣諸国の動きも軽視出来ない周囲です。自然界では日照不足か蒸し暑さで不快指数も高い傾向。梅雨入りが例年より早いかも知れない。カビや飛散する花粉にも注意を。

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