暦法研究家
象英塾塾長
NPO法人論語普及会
安陽周易研究会顧問

自然と ともに 生きる

井上象英 代表執筆作

著書一覧

自然の大地が春の到来を感じ、草木が徐々に芽吹き、成長する時期。
「やよい」は“イヤオヒ”=草木が茂るという意味の言葉が変化したものといわれています。
江戸中期の歳時記に、“いやおい月に草木がいよいよ生い茂る” “いやおい月”などがあり、
これらの記載から、のちにこの時期を「やよい」と呼ぶようになったようです。
\\続きは「365日こよみのお話」の音声をお聴きください//

 

※画面に表示されていない日付の音声は右側のバーをスクロールしていただくと下にございます。


今月の動き(令和6年3月)

「蟄虫戸を開く」「桃初めて咲く」「菜の虫蝶となる」。これは日本の暦にある七十二候のお話。「啓蟄」は土の中で巣ごもりしていた虫が春の兆しを感じて動き出す様子を表しています。冬の間、山に居た山神様が里に降り、田んぼの神様になって稲作を守護する頃でもあるのです。

今月は5日の啓蟄の節より月命丁卯・四緑木星の星盤になります。干の丁は火の弟で「釘・町」に通じ象形は“中る”です。陽気から陰気に移る環境変化の厳しさを象意とします。地支の卯は東の木星。「茆・昴」に通じ、本義は門を開いた姿。何事も受け入れるが出て行く意義もあるのです。

そして九星は四緑木星。卦象は「風」で卦徳は「伏入」ですが、吹き去る意義もあります。つまり今月の社会情勢は、開かれた扉から思いがけない風が吹き来る暗示と吹き去る警告が伺えます。それは、星の組み合わせが善悪を問わず、前後か左右かと船酔いしそうな動きを見せているからです。見え難い中身を覗くための作為行為が社会不安に。波風が収まるにも時間がかかるが、不透明さの中に物言う人物が登場するかも知れません。

自然界では北と南ではお花見の時期もバラバラの傾向に。地震の周期にありますが、突風被害や春の長雨に体調を壊さないよう留意致しましょう。

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